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日本語教育能力検定試験「言語と社会」練習問題 第6問

難易度:標準

異文化適応の過程を表したUカーブ仮説とWカーブ仮説について述べたものとして最も適当なものを、次の1~4の中から一つ選べ。

  1. 1Uカーブ仮説では、異文化に入った直後に適応度が最も低くなり、その後は一直線に上がっていくとされる。
  2. 2Uカーブ仮説は、ガラホーン夫妻(J. T. Gullahorn & J. E. Gullahorn)が帰国者を対象とした研究から最初に提唱したものである。
  3. 3Wカーブ仮説は、同じ国に二度目に滞在するときの適応過程が、一度目より早く進むことを示したものである。
  4. 4Wカーブ仮説は、Uカーブの適応過程に、帰国後に自文化へ再び適応する過程(リエントリー・ショック)を加えたものである。
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正解:4

Wカーブ仮説は、異文化での適応過程(U)に、帰国後の逆カルチャーショックと再適応の過程(もう一つのU)を加えたものです。1は誤りで、Uカーブでは到着直後はハネムーン期として気分が高く、その後に落ち込み、回復していくとされます。2はUカーブを提唱したリスガード(S. Lysgaard)と、Wカーブを提唱したガラホーン夫妻を取り違えています。覚えておくポイントは、Uカーブはリスガード、Wカーブはガラホーン夫妻で、Wカーブは帰国後を含むということです。

根拠:Lysgaard(1955)のUカーブ仮説、Gullahorn & Gullahorn(1963)のWカーブ仮説

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