排水処理技術の概要に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1六価クロムを含む排水は、酸性条件下で還元剤により三価クロムに還元した後、アルカリ性にして水酸化物として沈殿除去する。
- 2シアンを含む排水は、アルカリ性条件下で次亜塩素酸ナトリウム等により酸化分解する方法(アルカリ塩素法)で処理される。
- 3生物学的窒素除去法では、好気条件下でアンモニア性窒素を硝酸性窒素に硝化し、無酸素条件下で脱窒菌により窒素ガスに還元する。
- 4りんは、アルミニウム塩や鉄塩を添加する凝集沈殿法によって除去することができる。
- 5活性汚泥法は、主として嫌気性微生物の働きで有機物を分解し、メタンガスとして回収する処理法である。
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正解:5
活性汚泥法は、曝気で酸素を送り込み、好気性微生物によって有機物を酸化分解する処理法です。有機物を分解してメタンとして回収するのは、嫌気性処理(メタン発酵)の説明です。六価クロムの還元沈殿法、シアンのアルカリ塩素法、硝化と脱窒を組み合わせた生物学的窒素除去、金属塩の凝集沈殿によるりん除去は、いずれも代表的な処理法として正しい記述です。覚えておく点は、六価クロムは「還元」、シアンは「酸化」で処理するという対比です。