我が国の生活環境の保全に関する水質環境基準に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1有機汚濁の指標として、河川にはCODが、湖沼及び海域にはBODが適用されている。
- 2生活環境項目の環境基準は、水域の利用目的にかかわらず全国一律の基準値が適用されている。
- 3ふん便汚染の指標については、河川、湖沼及び海域の環境基準項目が「大腸菌群数」から「大腸菌数」に見直されている。
- 4底層溶存酸素量の環境基準は、河川を対象として設定されている。
- 5水生生物の保全に係る環境基準項目として、全窒素及び全りんが定められている。
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正解:3
ふん便汚染をより的確に捉えるため、2022年4月から河川・湖沼・海域の環境基準項目は「大腸菌群数」から「大腸菌数」に改められました。有機汚濁の指標は、河川がBOD、湖沼と海域がCODであり、選択肢1は逆になっています。生活環境項目は水域ごとに類型を指定して基準値を適用する仕組みです。底層溶存酸素量は湖沼と海域が対象で、水生生物保全の項目は全亜鉛、ノニルフェノール、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩です。覚えておく点は、環境基準は「大腸菌数」、排水基準は引き続き「大腸菌群数」という違いです。
根拠:水質汚濁に係る環境基準について(昭和46年環境庁告示第59号)別表2