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公害防止管理者「水質概論」練習問題 第6問

難易度:標準

我が国の水質環境基準及び水質汚濁の現状に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 1人の健康の保護に関する環境基準は、すべての公共用水域に一律に適用される。
  2. 2生活環境の保全に関する環境基準は、河川、湖沼、海域ごとに利用目的に応じた水域類型を設け、個々の水域に類型を当てはめて適用される。
  3. 3BOD又はCODの環境基準の達成率を水域別にみると、湖沼は河川や海域に比べて低い水準にとどまっている。
  4. 4地下水の概況調査において環境基準の超過率が最も高い項目は硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素であり、主な原因として施肥、家畜排せつ物、生活排水が挙げられる。
  5. 5瀬戸内海における赤潮の発生件数は近年増加を続けており、1970年代の水準を上回っている。
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正解:5

瀬戸内海の赤潮発生件数は1970年代半ばにピークを迎えました。その後、排水規制や総量削減、瀬戸内海環境保全特別措置法に基づく対策で大きく減り、近年は当時を大きく下回る水準で推移しています。健康項目の環境基準は全公共用水域に一律に適用され、生活環境項目は水域類型を当てはめて適用されるという仕組みの説明は正しい記述です。BOD・CODの達成率は湖沼が最も低く、閉鎖性水域の改善はいまも課題です。「健康項目は一律・生活環境項目は類型指定、達成率は湖沼が低い、地下水の超過は硝酸性窒素等が最多」と押さえましょう。

根拠:環境基本法第16条(水質汚濁に係る環境基準)、環境省 公共用水域水質測定結果・地下水質測定結果

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