慣性力集じん装置に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1含じんガスを障害物に衝突させたり、気流の方向を急激に転換させたりして、粒子の慣性力を利用してガスから分離する装置である。
- 2気流の方向転換の曲率半径を大きくするほど、より微細な粒子まで分離できる。
- 3一般に、障害物に衝突する直前の含じんガスの速度が大きいほど、集じん率は高くなる。
- 4構造上、衝突式と反転式に大別される。
- 5比較的粗い粒子の除去に用いられ、高性能集じん装置の前置集じん装置として使われることが多い。
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正解:2
方向転換の曲率半径が小さいほど粒子にかかる慣性(遠心)の効果が大きくなり、より微細な粒子まで気流から分離できます。したがって「曲率半径を大きくするほど」とする選択肢2が誤りです。衝突直前のガス速度を大きくすると集じん率が上がる点は正しい記述です。ただし、そのぶん圧力損失は増えます。慣性力集じんの性能は「速い衝突速度」と「小さい曲率半径」で高まることを覚えておきましょう。
根拠:慣性力集じん装置の原理と特性