サイクロン(遠心力集じん装置)に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1遠心効果は、粒子の旋回速度の2乗に比例し、旋回半径に反比例する。
- 2圧力損失は、入口ガス速度のほぼ2乗に比例して増加する。
- 3ダストボックスからの空気の漏れ込みがあると、捕集された粒子が再飛散して集じん率が低下する。
- 4ダストボックスから処理ガスの一部を吸引して抜き出すブローダウン方式は、粒子の再飛散を抑え、集じん率の向上に効果がある。
- 5小口径のサイクロンを多数並列に組み合わせたマルチサイクロンは、同じ処理ガス量を大口径のサイクロン1基で処理する場合に比べて、微細粒子の集じん率が低い。
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正解:5
マルチサイクロンは小口径のサイクロンを多数並列に並べたものです。旋回半径が小さい分だけ遠心効果が大きく、大口径サイクロン1基で処理するより微細粒子の集じん率は高くなります。遠心効果は u²/(Rg) で表され、旋回速度の2乗に比例し、旋回半径に反比例します。圧力損失は入口ガス速度のほぼ2乗に比例し、ダストボックスへの空気の漏れ込みは再飛散を招きます。ブローダウンはダストボックスから処理ガスの一部を抜き出して集じん率を高める方法です。サイクロンは「半径を小さくすると遠心効果が大きくなる」ことを軸に整理しておきましょう。
根拠:サイクロンの原理と特性(遠心効果 Z = u²/Rg、ブローダウン)