化学発光方式による排ガス中の窒素酸化物自動計測器に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1NO2はオゾンと直接反応して強く発光するので、コンバーターを用いなくても試料ガス中の窒素酸化物を全量測定できる。
- 2試料ガス中の一酸化窒素とオゾンを反応させ、生成した励起状態の二酸化窒素が基底状態に戻るときの発光を検出する。
- 3発光強度は一酸化窒素濃度にほぼ比例するので、発光強度から一酸化窒素濃度を求める。
- 4二酸化窒素を含めて測定するには、コンバーターで二酸化窒素を一酸化窒素に変換してから反応槽に導く。
- 5オゾンを供給するためのオゾン発生器を備えている。
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正解:1
化学発光方式は、NOとオゾン(O3)の反応で生じた励起状態のNO2が発光する現象を利用する方式で、直接測定できるのはNOだけです。NO2はコンバーターでNOに変換して測定し、変換した場合としない場合の差からNO2濃度を求めます。よって1が誤りです。化学発光方式は「NOのみを測り、NO2はコンバーターでNOに変換してから測る」と覚えておきましょう。
根拠:JIS B 7982(排ガス中の窒素酸化物自動計測システム):化学発光方式の測定原理