大気汚染防止技術に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1アンモニアを還元剤とする選択接触還元法は、触媒の存在下で排ガス中の窒素酸化物を窒素と水に還元する排煙脱硝法である。
- 2サーマルNOxは燃料中に含まれる窒素化合物が酸化されて生成するもので、燃焼温度の影響をほとんど受けない。
- 3排ガス再循環燃焼は、燃焼用空気に排ガスの一部を混合して火炎温度を上昇させることにより、窒素酸化物の生成を抑制する方法である。
- 4石灰スラリー吸収法(石灰石こう法)は、主として排ガス中の窒素酸化物を除去する方法であり、副生品として硫酸アンモニウムが回収される。
- 5電気集じん装置は、主として遠心力を利用して粒子を分離する装置であり、微細な粒子の捕集には適さない。
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正解:1
選択接触還元法は、アンモニアを還元剤とし、触媒の存在下で窒素酸化物を窒素と水に還元する、代表的な排煙脱硝法です。サーマルNOxは空気中の窒素が高温で酸化されて生じるもので、燃焼温度の影響を強く受けます。燃料中の窒素に由来するのはフューエルNOxです。排ガス再循環は酸素濃度と火炎温度を下げてNOxを抑えます。石灰石こう法は硫黄酸化物を除く脱硫法で、副生品は石こうです。遠心力を利用するのはサイクロンで、電気集じん装置は静電気力を利用し、微細粒子もよく捕集します。脱硝は「アンモニア接触還元」、脱硫は「石灰石こう法」と押さえておきましょう。
根拠:排煙脱硝(選択接触還元法)、低NOx燃焼、排煙脱硫(石灰石こう法)及び集じん装置の原理