環境基本法に基づく環境基準に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1環境基準は、個々の工場・事業場が守るべき規制基準であり、超過した場合には直ちに罰則が適用される。
- 2環境基準は、典型7公害のすべてについて定めることとされている。
- 3環境基準は、一度定められた後は、新たな科学的知見が得られても改定しないこととされている。
- 4環境基準は、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準として、政府が定める。
- 5環境基準は、各都道府県が条例により独自に定めるものであり、国は定めない。
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正解:4
環境基本法第16条により、政府は大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染及び騒音について、人の健康を保護し生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準を定めます。環境基準は行政上の目標です。事業者に直接課される排出基準や排水基準などの規制基準とは異なるため、1は誤りです。振動・悪臭・地盤の沈下には環境基準がないため2も誤りで、同条第3項は常に適切な科学的判断を加えて必要な改定を行うよう定めているため3も誤りです。環境基準は政府が定める望ましい目標であり、対象は大気・水質・土壌・騒音の4分野だと覚えておきましょう。
根拠:環境基本法第16条