水質汚濁防止法に基づく水質総量削減(総量規制)に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1総量削減の対象となる指定水域は、東京湾、伊勢湾及び有明海の3水域である。
- 2総量削減基本方針は、指定地域ごとに都道府県知事が定める。
- 3総量削減の対象となる指定項目は、化学的酸素要求量(COD)、窒素含有量及びりん含有量である。
- 4総量規制基準は、排出水の量にかかわらず、指定地域内のすべての特定事業場に適用される。
- 5総量規制基準は排出水の濃度の上限として定められ、汚濁負荷量(排出量)は規制の対象とならない。
正解と解説を見る
正解:3
水質総量削減の指定項目は化学的酸素要求量(COD)、窒素含有量、りん含有量の3つで、3が正しい記述です。指定水域は東京湾、伊勢湾、瀬戸内海で、有明海は含まれません。総量削減基本方針は環境大臣が定め、都道府県知事はこれに基づいて総量削減計画と総量規制基準を定めます。総量規制基準は、1日当たりの平均的な排出水の量が50 m³以上の指定地域内事業場に適用され、濃度ではなく汚濁負荷量を規制します。「3水域(東京湾・伊勢湾・瀬戸内海)と3項目(COD・窒素・りん)」と覚えておきましょう。
根拠:水質汚濁防止法第4条の2〜第4条の5、同法施行令第4条の2