水質汚濁防止法に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1有害物質使用特定事業場から水を排出する者は、有害物質を含むものとして環境省令で定める要件に該当する特定地下浸透水を、地下に浸透させてはならない。
- 2特定施設を設置した者は、設置工事が完了した日から30日以内に、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
- 3排水基準は、特定事業場から終末処理場を設置している公共下水道に排除される水にも適用され、下水道に排除する事業者も同法の排水基準を遵守する義務を負う。
- 4排水基準に適合しない排出水を排出した者は、都道府県知事の改善命令に従わなかった場合に限り、罰則の対象となる。
- 5特定事業場で事故が発生し、有害物質を含む水が公共用水域に排出された場合であっても、事業者に応急の措置を講ずる義務はなく、事後に都道府県知事へ届け出れば足りる。
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正解:1
第12条の3により、有害物質使用特定事業場から水を排出する者は、有害物質を含む特定地下浸透水を浸透させてはならないため、1が正しい記述です。特定施設の設置は事前届出制で、届出の受理から60日を経過するまでは原則として設置できないため、2は誤りです。終末処理場を持つ公共下水道への排除は下水道法の規制を受けます。また、排水基準違反は改善命令を経ずに罰則が科される直罰制で、事故時には直ちに応急の措置を講じて速やかに知事へ届け出る義務があるため、3・4・5も誤りです。地下浸透の禁止と、排水基準違反の直罰制を押さえておきましょう。
根拠:水質汚濁防止法第2条、第5条、第9条、第12条、第12条の3、第14条の2、第31条