膜分離法に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1逆浸透法は、溶液の浸透圧より低い圧力をかけることで、溶媒を膜の濃縮側から希釈側へ透過させる方法である。
- 2精密ろ過膜は限外ろ過膜より孔径が小さく、溶解性の低分子有機物の除去に適している。
- 3限外ろ過は、主に分子の大きさ(分画分子量)によって分離する方法で、高分子物質やコロイドの分離に用いられる。
- 4電気透析は、陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に並べた方式で、非電解質の有機物の除去に適している。
- 5膜面に付着物が蓄積するファウリングは、クロスフロー方式よりもデッドエンド方式のほうが起こりにくい。
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正解:3
限外ろ過は分画分子量を目安にして、高分子物質やコロイドをふるい分ける方法なので、記述は正しいです。逆浸透では浸透圧より高い圧力をかけますし、精密ろ過膜の孔径は限外ろ過膜より大きいです。電気透析はイオンを移動させる方法なので非電解質は除けず、ファウリングは膜面を流れが洗うクロスフロー方式のほうが起こりにくくなります。孔径は「精密ろ過>限外ろ過>逆浸透」の順と覚えておきましょう。
根拠:膜分離法(MF・UF・RO・電気透析)の原理