ある可燃性液体の引火点が21℃、燃焼範囲の下限値が1.5vol%である。この液体に関する説明として、正しいものはどれか。
- 1液温が21℃に達すると、点火源がなくても自然に燃え出す。
- 2液温が10℃のとき、液面付近に点火源を近づけると燃焼する。
- 3液温が21℃のとき、液面付近には燃焼範囲の下限値に相当する濃度の蒸気が発生している。
- 4空気との混合蒸気の濃度が1.0vol%であれば、点火すると燃焼する。
- 5引火点が低い液体ほど、燃焼範囲の下限値は必ず高くなる。
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正解:3
引火点は、液面付近の蒸気濃度が燃焼範囲の下限値に達する最低の液温です。そのため、液温21℃では下限値1.5vol%の濃度の蒸気が液面付近にあります。点火源なしで燃え出す温度は発火点であり、引火点ではありません。液温が引火点より低い10℃では燃焼に必要な濃度の蒸気が発生せず、濃度1.0vol%は下限値未満なので点火しても燃焼しません。引火点と下限値はどちらも「燃焼できる最低限の状態」を表していると覚えておきましょう。
根拠:引火点と燃焼範囲(下限値)の関係