硝酸の性質および取扱いについて、誤っているものはどれか。
- 1日光や加熱によって分解し、有毒な二酸化窒素を生じるので、褐色びんに入れて冷暗所に貯蔵する。
- 2濃硝酸は、鉄やアルミニウムの表面に不動態皮膜を作る。
- 3濃硝酸は、金や白金も容易に溶かす。
- 4木くずや紙などの有機物に染み込むと、発火することがある。
- 5流出した場合は、ソーダ灰や消石灰などで中和する。
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正解:3
硝酸は多くの金属を溶かしますが、金や白金は溶かせません。金や白金を溶かすのは、濃硝酸と濃塩酸を混ぜた王水です。そのため選択肢3が誤りです。濃硝酸は鉄やアルミニウムを不動態化し、光や熱で分解して二酸化窒素を生じます。強い酸化力で有機物を発火させることもあり、流出時は中和処理をします。「硝酸は金・白金を溶かさず、鉄・アルミニウムは不動態化する」と覚えておきましょう。
根拠:第6類危険物(硝酸)の性状と貯蔵・流出時の措置