介護福祉士のCさんは、何度説明しても同じ要求を繰り返す利用者Dさんに対して、強い苛立ちを感じるようになった。他の利用者には同じように感じないため、Cさんは戸惑っている。Cさんがまず取り組むこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1専門職として、苛立ちの感情を持たないよう自分に言い聞かせる。
- 2Dさんの担当から外してもらうよう、すぐに上司に申し出る。
- 3Dさんに、同じ要求を繰り返さないよう理解を求める。
- 4Dさんに苛立つ理由を振り返り、自分の価値観や感情の傾向を理解する。
- 5苛立ちは一時的なものなので、気にせずにケアを続ける。
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正解:4
援助者が自分の価値観や感情の傾向を理解することを自己覚知といい、利用者を偏りなく受けとめるための基本となります。感情を押し殺したり無視したりすると、知らないうちに態度に表れ、関係を損なうおそれがあります。担当の変更や利用者に行動の変容を求めることは、自分の感情を振り返る前の対応としては適切ではありません。否定的な感情に気づいたときは、まず自己覚知でその背景を振り返ることを覚えておきましょう。
根拠:自己覚知(対人援助関係の基本)