Eさん(84歳、男性)は介護老人福祉施設に入所している。介護計画で「2週間後に、日中はリビングで過ごす時間が増える」という短期目標を立て、毎日午後にリビングでの趣味活動に誘う支援を実施した。2週間後の評価で、Eさんは誘いを断ることが多く、目標は達成されていなかった。このときの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1目標が達成されなかったので、Eさんを誘う回数を増やして同じ計画を続ける。
- 2Eさん本人の意欲の問題と判断し、支援を中止する。
- 3評価の時期を延ばし、計画の内容は見直さずに経過を見る。
- 4目標を達成したことにして、次の新しい目標を設定する。
- 5Eさんが誘いを断る理由を情報収集し、アセスメントから見直す。
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正解:5
評価で目標が達成されていないときは、その原因を明らかにするために、アセスメントに戻って情報を集め直し、課題や計画を見直します。原因を確かめずに誘う回数を増やすと、本人の気持ちに沿わない支援が強まるおそれがあります。本人の意欲の問題と決めつけて中止することや、見直しをせずに評価の時期だけを延ばすことは、介護過程の考え方に合いません。達成していない目標を達成扱いにするのは、事実と異なる評価です。「未達成のときは原因を分析し、アセスメントに立ち返る」ことを押さえておきましょう。
根拠:介護過程の展開(評価と計画の修正)