自動計画(プランニング)の研究や、それに関連するシステムに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1SHRDLUは、テリー・ウィノグラードが開発した、現実の工場で多数の産業用ロボットを同時に制御するための生産管理システムである。
- 2プランニングは、ディープラーニングが登場した2010年代になって初めて研究が始まった分野である。
- 3STRIPSは、ロボットの行動計画を「前提条件」「行動」「結果」の組み合わせで記述し、目標を達成する行動の列を求める手法である。
- 4SHRDLUは「積み木の世界」で英語の指示を理解して物体を動かせたうえ、その仕組みはそのまま現実世界の複雑な環境にも問題なく適用できることが示された。
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正解:3
STRIPSは1970年代初頭にスタンフォード研究所で開発されたプランニングの手法です。行動を「前提条件」「行動」「結果」の組み合わせで記述し、目標状態に至る行動の列を探索します。SHRDLUはテリー・ウィノグラードが開発したシステムで、「積み木の世界」で英語の指示を理解して物体を動かせましたが、現実世界の複雑な環境にそのまま適用することはできませんでした。プランニングは探索・推論の研究の一部として1960〜70年代から取り組まれてきた分野で、ディープラーニングの登場後に始まったものではありません。「STRIPSは前提条件・行動・結果」「SHRDLUは積み木の世界」と区別して押さえましょう。
根拠:R. Fikes & N. Nilsson によるSTRIPS(1971年)、T. Winograd によるSHRDLU