総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン」は、AIガバナンスを構築するうえで「アジャイル・ガバナンス」の実践を重要としている。その考え方として、最も適切なものはどれか。
- 1環境・リスク分析、ゴール設定、システムデザイン、運用、評価といったサイクルを、外部環境やリスクの変化に応じて継続的かつ迅速に回し、ガバナンスの仕組みを見直していく。
- 2AIの開発工程に、ソフトウェア開発手法のアジャイル開発(スクラムなど)を採用することを、すべての事業者に義務付ける。
- 3導入時点で詳細なルールを一度定めたら、技術や社会の状況が変化しても見直さず、厳格に運用し続ける。
- 4AIのリスク評価は開発完了時に一度だけ行い、運用開始後のリスク管理は利用者の自己責任に委ねる。
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正解:1
AIを取り巻く技術や社会は変化が速いため、AI事業者ガイドラインは、あらかじめ決めたルールを固定的に運用するやり方をとりません。環境・リスク分析からゴール設定、システムデザイン、運用、評価までのサイクルを回し続けるアジャイル・ガバナンスを重視しています。名前は似ていますが、特定のソフトウェア開発手法を義務付けるものではありません。リスク管理も、開発時だけでなく運用段階を含むライフサイクル全体で行うことが求められます。「変化に合わせてサイクルを回し続けるガバナンス」と覚えておきましょう。
根拠:総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン」(アジャイル・ガバナンス)