品質管理に用いる管理図の見方に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1打点が管理限界線の外に出た場合は、工程に異常原因があるものとして原因を調べ、処置をとる。
- 2打点が中心線の片側に連続して現れる場合は、工程の平均が変化している兆候と考えられる。
- 3打点が連続して上昇または下降する傾向を示す場合は、工程に変化が生じている疑いがある。
- 4打点がすべて管理限界線内にあれば、点の並び方に周期性などのくせがあっても、工程は安定状態と判断してよい。
正解と解説を見る
正解:4
管理図で工程が安定状態といえるのは、打点が管理限界線内にあり、しかも並び方にくせがない場合です。限界線内に収まっていても、連(片側への連続)や傾向、周期性がある場合は異常の兆候として調べる必要があります。選択肢1〜3は、いずれも異常の判定として正しい見方です。管理図は「限界線の外に出ていないか」と「点の並び方にくせがないか」の両方を見る、と覚えておきましょう。
根拠:管理図による工程の安定状態の判定(JIS Z 9020-2 の考え方)