消滅時効に関する次の記述のうち、民法上、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1時効が完成していれば、当事者が援用しなくても、裁判所は時効によって裁判をすることができる。
- 2債務者は、時効の完成前に、あらかじめ時効の利益を放棄することができる。
- 3債務者が債権者に対して債務の一部を弁済したときは、債務の承認にあたり、時効は更新される。
- 4催告によって時効の完成が猶予されている間に再度催告をすれば、その時からさらに6か月間、時効の完成が猶予される。
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正解:3
債務の一部を弁済することは債務の承認にあたるため、時効が更新され、その時から新たに時効期間が進行します。時効は当事者が援用しなければ、裁判所は時効によって裁判をすることができません。時効の利益は、完成前にあらかじめ放棄することはできません。催告による完成猶予の間に再び催告をしても、猶予期間は延びません。一部弁済も承認として時効を更新させる、という点が重要です。
根拠:民法145条、146条、150条、152条