医薬品の副作用として現れる消化器系及び泌尿器系の症状に関する次の記述の正誤について、正しいものの組み合わせはどれか。 a 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や、突然の吐血・下血によって発見されることもある。 b イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から下痢傾向のある人で発症のリスクが高い。 c 医薬品の副作用による排尿困難や尿閉は、前立腺肥大等の基礎疾患がない人でも現れることが知られており、男性に限らず女性でも報告されている。 d 排尿困難や尿閉は、副交感神経系の機能を亢進させる作用がある成分を含む医薬品の使用で生じやすい。
- 1a:正 b:正 c:誤 d:誤
- 2a:正 b:誤 c:正 d:誤
- 3a:誤 b:正 c:正 d:正
- 4a:誤 b:誤 c:誤 d:正
- 5a:正 b:誤 c:誤 d:正
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正解:2
aとcは正しい記述です。bは誤りで、イレウス様症状の発症リスクが高いのは、小児や高齢者のほか、普段から「便秘傾向」のある人です。dも誤りで、排尿困難や尿閉は、副交感神経系の機能を「抑制」する作用がある成分によって膀胱の排尿筋の収縮が抑えられることで起こります。覚えておくべき点は、尿閉は男性だけの問題ではなく、基礎疾患のない人や女性にも起こり得ることです。
根拠:試験問題の作成に関する手引き(令和8年4月版)第2章 Ⅲ 症状からみた主な副作用(消化器系に現れる副作用、泌尿器系に現れる副作用)