債券価格の変動に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。なお、いずれも他の条件は同じものとする。
- 1市場金利が上昇すると、既発債の価格は上昇する。
- 2残存期間が短い債券ほど、市場金利の変動に対する価格変動幅は大きくなる。
- 3発行体の信用格付けが引き下げられると、その債券の価格は上昇し、利回りは低下する。
- 4景気が拡大して物価上昇が見込まれる局面では、一般に債券価格は上昇しやすい。
- 5表面利率が低い債券ほど、市場金利の変動に対する価格変動幅は大きくなる。
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正解:5
表面利率が低い債券は、受け取るお金の多くが償還時に集中するため、金利変動の影響を大きく受けます。市場金利が上昇すると既発債の価格は下落し、残存期間が長い債券ほど価格変動幅は大きくなります。格下げは信用リスクの高まりを意味するため、価格は下落し、利回りは上昇します。景気拡大や物価上昇が見込まれる局面では金利が上昇しやすく、債券価格は一般に下落します。「残存期間が長いほど、表面利率が低いほど価格変動が大きい」と覚えましょう。
根拠:債券価格の変動要因(金利・残存期間・表面利率・信用リスク)