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社会福祉士「ソーシャルワークの基盤・理論と方法・社会福祉調査の基礎」練習問題 第9問

難易度:応用

質的調査に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

  1. 1グラウンデッド・セオリー・アプローチでは、調査開始前に設定した仮説を検証することを主な目的とする。
  2. 2参与観察では、調査者は対象となる集団と関わらず、外部から観察だけを行う。
  3. 3半構造化面接では、質問の順序と文言を完全に固定し、それ以外の質問は一切行わない。
  4. 4質的調査では、統計的な代表性を確保するため無作為抽出によって対象者を選ぶことが必須である。
  5. 5理論的飽和とは、新たなデータを加えても、新しい概念やカテゴリーが生み出されなくなった状態をいう。
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正解:5

グラウンデッド・セオリー・アプローチでは、分析を進めながら理論的サンプリングによってデータを追加し、新しい概念やカテゴリーが出なくなった「理論的飽和」の時点でデータ収集を終えます。この方法はデータから理論を帰納的に生み出すもので、事前の仮説を検証することが目的ではありません。参与観察は調査者が集団の一員として活動に加わりながら観察する方法です。質問を完全に固定するのは構造化面接です。質的調査では目的に合った対象を意図的に選ぶのが一般的であることも押さえておきましょう。

根拠:グラウンデッド・セオリー・アプローチ(B.グレイザー、A.ストラウス)

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