2011年に登録された岩手県の「平泉」が評価された主な理由として、最も適切なものはどれか。
- 1鎌倉幕府のもとで、禅宗の思想に基づく枯山水庭園が数多く造られたこと。
- 2江戸時代に東北支配の拠点として築かれた城郭と城下町が良好に残っていること。
- 3山岳信仰の霊場と、そこへ至る参詣道が一体となった文化的景観が形成されたこと。
- 4奥州藤原氏のもとで、仏教の浄土思想に基づく理想世界(仏国土)を地上に表そうとした寺院や庭園が造られたこと。
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正解:4
平泉は、11世紀末から12世紀にかけて東北地方を治めた奥州藤原氏が、浄土思想に基づいて現世に仏国土(浄土)を表そうとした寺院や庭園の遺跡群です。中尊寺・毛越寺・観自在王院跡・無量光院跡・金鶏山の5件で構成され、正式名称にも「仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」と入っています。枯山水は禅宗と結び付いた庭園様式で、山岳霊場と参詣道は「紀伊山地の霊場と参詣道」の特徴です。平泉のキーワードは「奥州藤原氏」と「浄土思想」です。
根拠:平泉—仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群—(2011年登録)