世界遺産における「文化的景観」に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1自然遺産の一類型であり、人の手が加わっていない原生的な景観を対象とする。
- 21992年に作業指針に取り入れられた概念で、人間と自然の相互作用によって生み出された景観を文化遺産として評価する。
- 3文化的景観として登録されるためには、自然美を示す登録基準(vii)が必ず適用されなければならない。
- 4最初に文化的景観として登録されたのは、日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」である。
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正解:2
文化的景観は1992年の世界遺産委員会で作業指針に取り入れられた概念で、人間と自然の相互作用によって形づくられた景観を文化遺産として評価するものです。そのため自然遺産の一類型ではなく、登録基準(vii)の適用も必須ではありません。この概念で最初に登録されたのは1993年に文化遺産としての価値が加えられたニュージーランドの「トンガリロ国立公園」で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録は2004年です。文化的景観は「文化遺産の一類型」で「1992年導入」と覚えておきましょう。
根拠:世界遺産条約履行のための作業指針(文化的景観)