ばいじん・粉じんの発生と性状に関する記述として、正しいものはどれか。
- 1大気汚染防止法では、物の破砕、選別その他の機械的処理又は堆積に伴い発生し、又は飛散する物質を「ばいじん」という。
- 2ミストとは、固体の微粒子が液体中に分散したものをいう。
- 3ヒュームは、高温で気化した金属などの蒸気が冷却・凝縮して生じた固体微粒子であり、一般にサブミクロン程度の微細な粒子が多い。
- 4粒子径が小さくなるほど単位質量当たりの表面積(比表面積)は小さくなり、付着性や凝集性は弱くなる。
- 5微粉炭燃焼ボイラーから排出されるばいじんは、大部分が未燃炭素であり、石炭中の灰分はほとんど含まれない。
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正解:3
ヒュームは、金属などが高温で蒸発したあと冷却・凝縮して(多くは酸化も伴って)できる固体微粒子で、サブミクロンの細かいものが多いので、この記述が正しいです。大気汚染防止法では、機械的処理や堆積に伴って発生・飛散する物質は「粉じん」で、「ばいじん」は燃料その他の物の燃焼又は熱源としての電気の使用に伴い発生するものです。ミストは気体中に浮遊する液滴です。また、粒子径が小さいほど比表面積は大きくなり、付着・凝集しやすくなります。微粉炭燃焼のばいじんも大部分は石炭由来の灰分です。「ばいじん=燃焼・電熱由来、粉じん=機械的処理・堆積由来」と区別して覚えておきましょう。
根拠:大気汚染防止法第2条(ばいじん・粉じんの定義)