石炭に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1燃料比は、固定炭素と揮発分の比(固定炭素/揮発分)で表される。
- 2石炭化度が進むにつれて炭素含有率は増加し、酸素含有率は減少する。
- 3工業分析では水分、灰分及び揮発分を定量し、固定炭素は100からこれらの合計を差し引いて求める。
- 4無煙炭は揮発分が多いため着火しやすく、長い火炎を形成して燃焼する。
- 5褐炭は水分が多く、瀝青炭に比べて発熱量が低い。
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正解:4
無煙炭は石炭化度が最も進んだ石炭です。揮発分が少なく燃料比が大きいため着火しにくく、短い火炎で燃焼します。よって4が誤りです。燃料比の定義(固定炭素/揮発分)や、工業分析で固定炭素を差し引きで求めることは正しい記述です。石炭化度が進む(褐炭→瀝青炭→無煙炭)ほど揮発分が減って燃料比が大きくなる点を覚えておきましょう。
根拠:石炭の工業分析(JIS M 8812)と燃料比・石炭化度