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公害防止管理者「大気概論」練習問題 第5問

難易度:標準

大気の鉛直方向の安定度と、煙突から排出される煙の形状に関する記述として、正しいものはどれか。

  1. 1曇天や強風時など大気が中立に近いときは、煙は鉛直方向にほとんど広がらず、水平方向に薄く広がる扇型となる。
  2. 2強い逆転層の中に煙が排出されたときは、煙は上下左右に同程度に広がる錐型となる。
  3. 3煙突上端付近より上層が不安定で下層が安定のときは、煙は下方へ拡散し、地表付近が高濃度となるいぶし型となる。
  4. 4大気が強い不安定状態にあるときは、煙は上下に大きく蛇行するループ型となり、一時的に地表付近で高濃度となることがある。
  5. 5いぶし型は、夕方に地表付近から接地逆転層が形成され始めるときに多く見られる。
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正解:4

強い不安定状態では鉛直方向の乱れが大きいため煙はループ型となり、地表に瞬間的な高濃度をもたらすことがあります。中立に近いときは錐(円すい)型、強い逆転(安定)時は鉛直方向に広がらない扇型となるので、中立と逆転の記述は形状が逆になっています。上層が不安定で下層が安定の場合は、煙が上方へ広がる屋根型です。いぶし型は、朝に接地逆転層が下から解消していく過程で上層が安定・下層が不安定となったときに生じ、地表付近に高濃度をもたらしやすい点を覚えておきましょう。

根拠:大気安定度と煙の形状(ループ型・錐型・扇型・屋根型・いぶし型)

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