凝集処理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 1水中のコロイド粒子の多くは負に帯電しており、粒子どうしの静電的な反発によって分散した状態が保たれている。
- 2硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウムは、加水分解によって生じる正電荷をもつ化学種が粒子の負電荷を中和することで凝集作用を示す。
- 3凝集剤は注入量が多いほど効果が高く、過剰に注入してもフロックの形成が妨げられることはない。
- 4高分子凝集剤は、架橋作用によって微小なフロックどうしを結び付け、大きく沈降しやすいフロックを形成させる。
- 5最適な凝集剤の注入量や凝集pHは、一般にジャーテストによって決定する。
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正解:3
凝集剤を過剰に注入すると、粒子の荷電が逆転して再び分散する(再安定化)ことがあり、かえって凝集が悪くなります。そのため注入量には最適値があり、ジャーテストで決めます。コロイドの負帯電、金属塩による荷電中和、高分子凝集剤による架橋作用は、いずれも正しい記述です。凝集剤は「多ければよい」のではなく、最適注入量があることを押さえておきましょう。
根拠:凝集処理の原理(荷電中和・架橋作用・再安定化)