第5類の危険物の火災予防・消火について、正しいものはどれか。
- 1過酸化ベンゾイルは水分を含むと分解しやすいので、完全に乾燥した状態で貯蔵する。
- 2ニトログリセリンは凍結すると衝撃に鈍感になるので、凍結させて運搬するのが安全である。
- 3硝酸エチルは分子内に酸素を含まないので、窒息消火が効果的である。
- 4トリニトロトルエンは水と反応して可燃性ガスを発生するので、注水消火は避ける。
- 5アジ化ナトリウムは酸と接触すると有毒で爆発性のアジ化水素酸を生じるので、酸との接触を避ける。
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正解:5
アジ化ナトリウムは酸と接触すると、有毒で爆発性のアジ化水素酸を生じます。過酸化ベンゾイルは乾燥すると危険性が増すため、水で湿らせて取り扱います。ニトログリセリンは凍結すると、かえって衝撃に敏感になります。硝酸エチルは分子内に酸素を含む硝酸エステルなので、窒息消火は効きません。トリニトロトルエンは水と反応しないため、消火には大量の水を使います。物質ごとの例外(乾燥は危険、凍結は危険、アジ化ナトリウムと酸)を整理しておきましょう。
根拠:第5類各物質(過酸化ベンゾイル、ニトログリセリン、硝酸エチル、トリニトロトルエン、アジ化ナトリウム)の性状