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危険物取扱者 乙種第3類「第3類危険物に共通する性質と火災予防・消火」練習問題 第20問

難易度:標準

第3類の危険物の火災には、乾燥砂のほか膨張ひる石(バーミキュライト)や膨張真珠岩(パーライト)が、自然発火性物質と禁水性物質のどちらにも使われる。その主な理由として、正しいものはどれか。

  1. 1熱容量が大きく、燃焼物から熱を奪う冷却効果が非常に大きいため。
  2. 2燃焼物を覆って空気を遮断する窒息効果があり、しかも第3類の危険物と反応しないため。
  3. 3燃焼の連鎖反応を断つ負触媒作用があり、どの燃焼物にも抑制効果を示すため。
  4. 4内部に含まれる水分が加熱されて水蒸気になり、燃焼物の周囲の酸素濃度を下げるため。
  5. 5燃焼物と化学反応して不燃性の化合物をつくり、燃焼物そのものを不燃化するため。
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正解:2

乾燥砂、膨張ひる石、膨張真珠岩はいずれも乾いた不燃性の無機物です。燃焼物を覆って空気を遮断する窒息効果で消火し、第3類の危険物と反応しないため、自然発火性物質にも禁水性物質にも使えます。主な効果は冷却や負触媒作用ではありません。また、水分を含んでいたり燃焼物と化学反応したりするのであれば、禁水性物質にはかえって危険です。覚えておくべき点は、第3類全体に使える消火手段は「乾いた不燃性の物で覆う窒息消火」だということです。

根拠:危険物の規制に関する政令 別表第五(第5種消火設備:乾燥砂、膨張ひる石又は膨張真珠岩は第3類の危険物すべてに適応)

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