油脂の自然発火に関する説明として、正しいものはどれか。
- 1ヨウ素価が小さい油ほど、空気中で酸化されやすく自然発火しやすい。
- 2不乾性油は、乾性油よりも自然発火しやすい。
- 3ヨウ素価が大きい油ほど、空気中で酸化されやすく自然発火しやすい。
- 4油をしみ込ませた布は、風通しのよい場所に広げておくほど熱がこもり自然発火しやすい。
- 5引火点が高い油ほど、自然発火しやすい。
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正解:3
ヨウ素価は油脂に含まれる不飽和結合の多さを示す値で、大きいほど空気中の酸素と結びつきやすくなります。そのため、ヨウ素価の大きい乾性油(アマニ油など)は酸化熱がたまりやすく、自然発火しやすい油です。不乾性油はヨウ素価が小さいので酸化されにくく、風通しのよい場所では熱が逃げるので、自然発火はむしろ起こりにくくなります。引火点の高さと自然発火のしやすさは直接は関係しません。「ヨウ素価が大きい→乾性油→自然発火しやすい」の流れで覚えましょう。
根拠:燃焼の理論:自然発火(酸化熱の蓄積)、ヨウ素価