Aマンション管理組合(会計年度:4月1日〜翌年3月31日)は、大規模修繕工事(工事代金総額30,000,000円)について、令和8年1月10日に着手金10,000,000円を修繕積立金の普通預金口座から施工会社に支払った。工事は令和8年3月25日に完成して引渡しを受け、残金20,000,000円は令和8年4月10日に支払う契約である。令和8年3月25日に修繕積立金会計で行う仕訳として、最も適切なものはどれか。
- 1(借方)修繕費 30,000,000円 (貸方)普通預金 30,000,000円
- 2(借方)修繕費 20,000,000円 (貸方)未払金 20,000,000円
- 3(借方)修繕費 30,000,000円 (貸方)前払金 10,000,000円・未払金 20,000,000円
- 4(借方)前払金 20,000,000円 (貸方)未払金 20,000,000円
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正解:3
管理組合会計は発生主義によるため、工事が完成し引渡しを受けた3月25日に工事代金総額30,000,000円を修繕費として計上します。1月に支払った着手金は前払金(資産)として計上済みなので、これを取り崩し、未払の残金20,000,000円は未払金(負債)とします。選択肢1は支払っていない残金まで預金から減らしており、選択肢2は着手金分の費用計上が漏れています。費用は完成・引渡しの時点で総額を計上し、前払金の振替と未払金の計上を組み合わせることを押さえておきましょう。
根拠:管理組合会計における発生主義の原則(前払金・未払金の処理)