Cさん(32歳、男性)は第5頸髄損傷のため車いすを使用しており、膀胱留置カテーテルを使っている。外出先で急に顔が赤くなり、激しい頭痛を訴え、血圧を測ると普段より大きく上昇していた。 介護福祉士がまず行う対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1すぐに臥位にして、下肢を挙上する。
- 2水分を多めにとってもらい、しばらく様子をみる。
- 3座位を保ったまま、カテーテルに折れ曲がりや詰まりがないか確認する。
- 4下腹部を強く押して、排尿を促す。
- 5体を温めるため、毛布で全身を覆う。
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正解:3
第6胸髄より上を損傷した人では、膀胱の充満などの刺激によって急激に血圧が上がる自律神経過反射が起こることがあります。座位を保って血圧の上昇を抑え、カテーテルの屈曲や閉塞といった原因を取り除くことが優先です。臥位にして下肢を挙上すると血圧がさらに上がるおそれがあります。下腹部を強く押すと刺激が増えるため不適切です。自律神経過反射では「座位を保ち、原因(膀胱充満など)を取り除く」と覚えましょう。
根拠:脊髄損傷における自律神経過反射