Aさん(82歳、女性、要介護4)は、着替えも食事も全面的な介助が必要であるが、「着る服や食べる順番は自分で決めたい」と話している。Aさんの自律を支援する介護福祉士の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1身体機能が低下しているため、介護福祉士が効率のよい順序を決めて介助する。
- 2自立とは身体的な自立のことなので、Aさんへの支援は自立支援に当たらないと考える。
- 3家族が着せたいと希望している服を優先して着てもらう。
- 4Aさんが服や食べる順番を選べるように選択肢を示し、Aさんの決定に沿って介助する。
- 5自己決定は介助を受けずに自分でできる行為に限って尊重し、それ以外は介護福祉士が判断する。
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正解:4
自律とは、自分の生活のあり方を自分の意思で決めることです。全面的な介助が必要でも、選択肢を示して本人に決めてもらうことで自律を支援できます。介護福祉士や家族の判断を優先する対応は、本人の自己決定を損ないます。自立を身体的な自立だけに限る考え方や、自己決定の範囲を自分でできる行為に限る考え方も誤りです。覚えておくこと:介助を受けることと自分で決めることは両立し、自律の支援は身体機能にかかわらず行います。
根拠:自立(自律)支援・自己決定の尊重の理念