日本の伝統的な木造住宅で、高齢者や障害者の生活の支障になりやすい特徴に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1建築基準法では、木造住宅の最下階の居室の床の高さを、原則として直下の地面から45cm以上とするよう定めている。このため玄関の上がりがまちなどに大きな段差が生じやすい。
- 2尺貫法の3尺(約910mm)を基準にした寸法体系で設計されることが多いため、廊下の有効幅員は車いすで余裕をもって通れる1,200mm程度が一般的である。
- 3和式の生活様式では椅子やベッドを使うため、床からの立ち座り動作はほとんど必要ない。
- 4浴室は居室と同じ床の高さで造られるのが一般的で、出入口の段差はほとんどない。
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正解:1
建築基準法施行令第22条により、木造の最下階の居室の床の高さは、防湿上有効な措置を講じた場合を除き、直下の地面から45cm以上とされています。これが玄関などの大きな段差の一因です。910mmモジュールで造った廊下の有効幅員は780mm程度にとどまり、車いすには狭いのが一般的です。和式の生活は床座が中心なので立ち座りの負担が大きく、浴室も水仕舞いのために段差ができやすくなっています。覚えておきたいのは、「床高45cm」と「910mmモジュール」が段差と幅員不足の背景にあるという点です。
根拠:建築基準法施行令第22条