重クロム酸カリウムの廃棄方法として、最も適切なものはどれか。
- 1そのまま焼却炉で焼却し、残った灰を埋立処分する。
- 2希硫酸に溶かし、硫酸鉄(II)などの還元剤の水溶液を過剰に加えて還元した後、消石灰やソーダ灰などで処理して沈殿させ、ろ過する。
- 3水に溶かし、水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、次亜塩素酸ナトリウム水溶液で酸化分解する。
- 4水に溶かし、過マンガン酸カリウム水溶液を加えて酸化した後、放流する。
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正解:2
重クロム酸カリウムに含まれる六価クロムは毒性が高いため、希硫酸の酸性条件で硫酸鉄(II)などの還元剤により三価クロムに還元します。そのうえで消石灰やソーダ灰などで処理し、水酸化クロム(III)として沈殿させてろ過します(還元沈殿法)。すでに強い酸化剤なので、さらに酸化する方法は無意味です。焼却してもクロムは無害化されません。六価クロムは「還元してから沈殿」が要点です。
根拠:毒物及び劇物の廃棄の方法に関する基準(重クロム酸カリウム:還元沈殿法)