海岸保全施設に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- 1異形ブロックの乱積みは、層積みに比べて据付け当初から安定性が高く、沈下も生じにくい。
- 2異形ブロックの層積みは、乱積みに比べて据付けに手間がかからず、施工が容易である。
- 3消波工は、波の打上げ高さや越波量を減らし、堤体に作用する波圧を低減するために、堤防の前面に設ける。
- 4離岸堤は、汀線に対して直角方向に設置し、沿岸漂砂を捕捉して砂浜を形成する施設である。
正解と解説を見る
正解:3
消波工は堤防の前面に設け、波の打上げ高さ、越波量、波圧を減らします。乱積みは据付け当初は空隙が多くかみ合わせが不十分で、波を受けて沈下しながら安定していきます。一方、層積みは当初から安定していますが、据付けに手間がかかります。汀線に直角に設けて沿岸漂砂を捕捉するのは突堤で、離岸堤は汀線とほぼ平行に沖合へ設置します。「乱積みは当初不安定で施工が容易、層積みは当初から安定だが手間がかかる」と整理しておきましょう。
根拠:海岸保全施設の技術上の基準・同解説