国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」に照らし、退去時の費用負担に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1冷蔵庫の後部の壁に生じた電気ヤケ(黒ずみ)は、賃借人が設置した家電によるものであるから、賃借人の負担とするのが妥当である。
- 2賃借人が通常の使用をしていた場合でも、次の入居者を確保するための鍵の取替え費用は、賃借人の負担とするのが妥当である。
- 3賃借人の過失により壁クロスの張替えが必要となった場合でも、経過年数を考慮して賃借人の負担割合を減らす考え方がとられる。
- 4畳の日焼けによる変色は、賃借人の管理が不十分であったことによるものとして、賃借人の負担とするのが妥当である。
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正解:3
ガイドラインでは、賃借人に故意・過失がある場合でも、壁クロス(耐用年数6年)などの経過年数を考慮し、賃借人の負担割合を減らす考え方がとられています。冷蔵庫の後部の電気ヤケや畳の日焼けは通常損耗にあたり、賃貸人の負担です。鍵の破損や紛失がない場合の取替え費用も、次の入居者確保のためのものとして賃貸人の負担とされています。賃借人に過失がある場合でも経過年数は考慮される、という点を押さえておきましょう。
根拠:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」