高齢者の服薬について、正しいものはどれか。1つ選べ。
- 1服用する薬の種類が多いほど、薬物有害事象は起こりにくくなる。
- 2腎機能が低下した高齢者では、腎臓から排泄される薬の血中濃度が上がりやすい。
- 3降圧薬を服用している高齢者には、起立性低血圧は起こらない。
- 4グレープフルーツジュースは、どの薬の作用にも影響しない。
- 5口腔内崩壊錠(OD錠)は、必ず多量の水と一緒に服用しなければならない。
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正解:2
高齢者は腎機能が低下しやすく、腎臓から排泄される薬が体内に残り、血中濃度が上がって副作用が出やすくなります。服用する薬が多い(多剤併用)ほど、有害事象の危険は高まります。降圧薬は起立性低血圧や転倒の原因になることがあります。グレープフルーツジュースは一部のカルシウム拮抗薬などの作用を強めることがあり、OD錠は水なしでも口の中で溶けて飲めるように作られた薬です。高齢者では薬が効きすぎやすく、多剤併用に注意することを覚えましょう。
根拠:高齢者の安全な薬物療法ガイドライン(日本老年医学会)、高齢者の医薬品適正使用の指針(厚生労働省)