高齢者の精神疾患について、正しいものはどれか。1つ選べ。
- 1老年期のうつ病は、若年者に比べて自殺の危険性が低い。
- 2アルコール依存症は、高齢になってから発症することはない。
- 3統合失調症は、高齢になって初めて発症することは決してない。
- 4せん妄は徐々に発症し、症状が数年間変わらずに続くのが特徴である。
- 5老年期のうつ病では、頭痛や食欲不振など身体の不調を強く訴える心気的な症状が目立つことがある。
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正解:5
老年期のうつ病では、気分の落ち込みより身体症状の訴えが前面に出ることがあり、認知症と間違われる(仮性認知症)こともあります。高齢者のうつ病は自殺の危険性が高く、注意が必要です。アルコール依存症は退職や死別をきっかけに高齢期に発症することがあり、統合失調症にも遅発性の発症があります。せん妄は急に発症し、症状が1日の中でも変動します。高齢者のうつ病は身体症状として現れやすいことを覚えておきましょう。
根拠:老年期の精神疾患(うつ病・せん妄・依存症・統合失調症)