民法上の共有に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1各共有者は、共有物の全部について、その持分に応じた使用をすることができる。
- 2共有物の保存行為は、共有者全員の同意がなければ行うことができない。
- 3共有物について、その形状または効用の著しい変更を伴う変更を加えるには、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決すれば足りる。
- 4各共有者は、他の共有者全員の同意を得なければ、自己の持分を第三者に譲渡することができない。
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正解:1
民法は、各共有者が共有物の全部について持分に応じた使用をすることができると定めているので、1が適切です。保存行為は各共有者が単独で行えるため、2は誤りです。形状または効用の著しい変更を伴う変更には共有者全員の同意が必要で、持分価格の過半数で決められるのは軽微な変更を含む管理行為です。したがって3も誤りです。持分の譲渡は各共有者の自由で、他の共有者の同意はいらないため4も誤りです。保存行為は単独、管理は持分価格の過半数、変更(軽微なものを除く)は全員の同意、と整理して覚えておきましょう。
根拠:民法249条1項、251条1項、252条1項・5項