伝熱に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 1放射伝熱量は、高温物体と低温物体の絶対温度の4乗の差に比例する。
- 2熱伝導率の単位は、W/(m²・K)で表される。
- 3熱貫流率は、固体壁両側の流体の熱伝達率と固体壁の熱伝導率だけで決まり、壁の厚さには関係しない。
- 4対流による熱の移動は、真空中でも起こる。
- 5流体と固体壁との間の熱伝達率は、流体の流速が大きくなるほど小さくなる。
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正解:1
ステファン・ボルツマンの法則により、放射伝熱量は両物体の絶対温度の4乗の差に比例します。熱伝導率の単位はW/(m・K)で、W/(m²・K)は熱伝達率や熱貫流率の単位です。熱貫流率は壁の厚さにも左右され、対流は流体の移動による伝熱なので真空中では起こりません。熱伝達率は一般に流速が大きいほど大きくなります。放射は絶対温度の4乗に比例し、熱伝導率と熱伝達率は単位が違う、という点を押さえておきましょう。
根拠:伝熱の基礎(熱伝導・熱伝達・放射、ステファン・ボルツマンの法則)