VHF帯やUHF帯の電波が、見通し距離をはるかに超えて遠くまで伝わることがある「ラジオダクト」の主な原因はどれか。
- 1電離層のF層での反射
- 2太陽黒点数の減少
- 3地表波が大地に沿って伝わること
- 4気温の逆転層などによって大気の屈折率が高さに対して異常に変化し、電波がその層の中に閉じ込められて伝わること
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正解:4
ラジオダクトは対流圏で起こる現象です。上空ほど気温が高い逆転層などができると、大気の屈折率が高さに対して異常に変化し、電波がダクト(管)の中を進むように遠くまで伝わります。VHFやUHFはふつうF層を突き抜けるので、F層での反射は原因になりません。太陽黒点数は主に短波の電離層伝搬に影響するもので、地表波は主に長波や中波の伝わり方です。「ラジオダクトは対流圏の屈折率異常による現象」と覚えておきましょう。
根拠:電波伝搬:対流圏伝搬(ラジオダクト)