ニホンジカの生息密度が高くなりすぎた森林で起こる影響として、正しいものはどれか。
- 1シカが樹木の高い位置の枝葉を主に食べるため、林床の植物はかえって増える
- 2林床の植物や低い枝葉が食べ尽くされて下層植生が衰退し、土壌流出や他の生物の減少につながる
- 3シカの採食によって植物の種類が増え、森林の生物多様性は高まる
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正解:2
シカが高密度になると、首の届く高さまでの植物が食べ尽くされ、ディアラインと呼ばれる食痕の線が見られるようになります。下層植生がなくなると土壌が流出しやすくなり、植物に依存する昆虫や鳥類なども減ります。シカは高い位置の枝葉には届かないため、選択肢1は誤りです。シカの増えすぎは農林業被害だけでなく、生態系全体への影響として理解しておきましょう。
根拠:ニホンジカによる生態系被害(下層植生の衰退)