生活保護における生活扶助基準の算定方式に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 1マーケット・バスケット方式は、一般国民の生活水準との格差を縮めるため、一般世帯の消費支出の伸び率を上回る率で基準を引き上げる方式である。
- 2エンゲル方式は、最低生活に必要な飲食物以外の費目を一つひとつ積み上げて生活費総額を算出する方式である。
- 3格差縮小方式は、栄養所要量を満たす飲食物費を理論的に算出し、それをエンゲル係数で割り戻して生活費総額を求める方式である。
- 4水準均衡方式は1960年代前半に導入されたが、その後エンゲル方式に置き換えられた。
- 5現行の水準均衡方式は、一般国民の消費動向を踏まえるとともに、前年度までの一般国民の消費実態との調整を図って基準を改定する方式である。
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正解:5
生活扶助基準の算定方式は、マーケット・バスケット方式、エンゲル方式、格差縮小方式を経て、1984年度以降は水準均衡方式がとられています。水準均衡方式は、一般国民の消費実態との均衡を保つように基準を改定する方式です。選択肢1は格差縮小方式の説明であり、選択肢3はエンゲル方式の説明です。マーケット・バスケット方式は、飲食物以外も含めて最低生活に必要な品目を積み上げる方式です。また、水準均衡方式は現在も用いられています。変遷の順序と、現行が水準均衡方式(1984年度〜)であることを覚えておきましょう。
根拠:生活保護法第8条(保護の基準)、生活扶助基準の改定方式(厚生労働省)