営業担当者が、顧客から届いたクレームメール(顧客の氏名・電話番号・購入履歴を含む)への返信文案を、一般向けに提供されている外部の生成AIサービスで作ろうとしている。業務での利用方法として、最も適切なものはどれか。
- 1プロンプトの末尾に「この情報は学習に使用しないでください」と書き添えれば入力データの扱いに問題はないため、メール全文をそのまま貼り付ける。
- 2社内の利用ルールとサービスの利用規約(入力データが学習に使われるかどうかなど)を確認したうえで、氏名や電話番号は削除するか仮の表記に置き換え、返信に必要な内容に絞って入力する。
- 3出力される返信文案に個人情報が含まれていなければ、入力に何を含めても問題はないため、メール全文を入力する。
- 4有料プランであれば入力データが外部で扱われることは一切ないため、契約プランだけを確認してメール全文を入力する。
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正解:2
個人情報保護委員会は、個人情報を含むプロンプトを生成AIサービスに入力する場合、利用目的の達成に必要な範囲内かどうかを十分に確認するよう注意を呼びかけています。そのため、社内ルールと利用規約(入力データの学習利用の有無など)を確認し、不要な個人情報は削除・仮名化してから入力するのが適切です。プロンプト内に「学習に使わないで」と書いてもサービス側のデータの扱いは変わりませんし、出力に個人情報が含まれないからといって入力時点での提供が正当化されるわけでもありません。有料プランでも、データの扱いは契約内容や設定によって異なります。入力する前に「規約と社内ルールの確認」と「不要な個人情報の除去」を行うことが基本です。
根拠:個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」(2023年6月)