AI研究には過去に何度かのブームがあったとされる。1980年代を中心とする第2次AIブームの特徴を説明したものとして、最も適切なものはどれか。
- 1専門家の知識をルールとして大量に蓄積し、推論によって問題を解くエキスパートシステムが盛んに開発されたが、知識の獲得や管理の難しさが課題となった。
- 2迷路やパズルなどのトイ・プロブレムを推論や探索によって解くことが中心で、現実の複雑な問題を扱えないことが限界とされた。
- 3大量のデータからコンピュータ自身が特徴を学習するディープラーニングが登場し、画像認識などで人間に匹敵する精度が得られるようになった。
- 4大量のテキストで事前学習した大規模言語モデルが登場し、自然な文章を生成する対話サービスが一般に広く普及した。
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正解:1
第2次AIブームの中心は、専門家の知識をif-then形式のルールとして蓄積するエキスパートシステムでした。しかし、専門家の暗黙知をルールとして書き出すのは難しく、この「知識獲得のボトルネック」などの課題からブームは下火になりました。推論・探索でトイ・プロブレムを解いたのは1950〜60年代の第1次ブームで、ディープラーニングは2000年代以降の第3次ブームの特徴です。「第1次=推論・探索、第2次=知識表現・エキスパートシステム、第3次=機械学習・ディープラーニング」と整理しておきましょう。
根拠:AIブームの変遷(第1次:推論・探索、第2次:知識表現・エキスパートシステム、第3次:機械学習・ディープラーニング)