建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1免震構造とは、建物と基礎の間などに積層ゴムなどの免震装置を設け、地震の揺れを建物に伝わりにくくする構造をいう。
- 2制振構造とは、建物の内部にダンパーなどの装置を設け、地震による振動エネルギーを吸収して揺れを小さくする構造をいう。
- 3いわゆる新耐震基準は、昭和46年の建築基準法施行令の改正で導入されたもので、同年以降に建築確認を受けた建物に適用されている。
- 4壁式鉄筋コンクリート造は、柱や梁の代わりに壁と床で建物を支える構造で、主に中低層の建物に用いられる。
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正解:3
新耐震基準は昭和56年(1981年)6月1日施行の建築基準法施行令の改正で導入されたもので、昭和46年ではありません。昭和46年の改正は、鉄筋コンクリート造の柱のせん断補強筋(帯筋)の基準強化などが中心です。免震構造、制振構造、壁式鉄筋コンクリート造の説明はいずれも正しい内容です。耐震診断や耐震改修を検討する際の目安となる「昭和56年6月1日」を覚えておきましょう。
根拠:建築基準法施行令(昭和55年政令第196号による改正、昭和56年6月1日施行)