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福祉住環境コーディネーター検定試験「福祉住環境コーディネーターの役割と機能」練習問題 第20問

難易度:標準

福祉住環境整備の背景となる「地域包括ケアシステム」に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 1地域包括ケアシステムは、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援が一体的に提供される体制であり、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(具体的には中学校区)を単位として想定している。
  2. 2地域包括ケアシステムは、国が全国一律の基準で構築するものであり、地域の実情に応じて市町村が内容を変えることは想定されていない。
  3. 3地域包括ケアシステムは、要介護状態となった高齢者が速やかに介護保険施設へ入所できるよう、施設整備を中心に進める体制である。
  4. 4地域包括ケアシステムでは、医療と介護は専門性が異なるため、それぞれの機関が独立してサービスを提供し、相互の連携は求められていない。
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正解:1

地域包括ケアシステムは、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した生活を続けられるよう、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援を包括的に確保する体制で、おおむね30分以内に駆けつけられる中学校区程度の日常生活圏域を単位として想定しています。法律でも「地域の実情に応じて」構築するとされており、保険者である市町村などが地域の特性に合わせてつくり上げるものなので、2は誤りです。施設入所ではなく在宅生活の継続を目指すため3は誤りで、医療と介護の連携はこの仕組みの中心となるため4も誤りです。「住まい」がシステムの土台に位置づけられている点が、福祉住環境整備の必要性につながることを押さえておきましょう。

根拠:地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律 第2条第1項(地域包括ケアシステムの定義)

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